スイミングスクールに通っているのになかなか級が上がらない、どうすれば上達するのか分からない、という悩みを持つ保護者は多いです。この記事では進級システムの仕組みと、子供が着実にレベルアップするための具体的な方法をお伝えします。
スイミングスクールの進級システムとは
多くのスイミングスクールは20〜30段階の進級表を採用しています。初歩の「水慣れ」から始まり、クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの4泳法を習得し、最終的にはタイムを縮めて選手コースへ進むという流れが一般的です。進級テストは月1回または数か月に1回実施されることが多く、規定のタイムや動作の正確さを審査されます。
なかなか進級できない主な原因
- フォームの癖が直っていない(特に手のかき・足のキック)
- 呼吸のタイミングがずれている
- 週1回の通塾で練習量が不足している
- テスト本番で緊張してしまう
- そもそも進級基準を正しく理解していない
進級を加速させる練習のコツ
ビート板を活用したキック練習
進級で最も詰まりやすいのがキックの正確さです。クロールのバタ足は「膝を曲げず、足首を柔らかく使う」のが基本ですが、子供は膝が曲がりやすい傾向があります。ビート板を使って手の動作を省略し、キックだけに集中する練習を週2回以上行うと改善スピードが格段に上がります。
動画撮影でフォームチェック
プールによっては撮影が許可されている施設もあります。自分の泳ぎを動画で見ることで、コーチに指摘された欠点を視覚的に理解しやすくなります。理想のフォームのお手本動画と自分の動画を見比べる方法も効果的です。子供は自分の姿を見ると修正意欲が高まるため、積極的に活用しましょう。
通塾頻度を週2回に増やす
週1回と週2回では、年間の練習量が約2倍変わります。進級スピードもそれに比例して早くなることが多いため、本人が意欲的なら週2回への変更を検討してみましょう。ただし無理に増やして楽しさが失われてしまっては本末転倒。子供の気持ちを最優先にして決めることが大切です。
家庭でできる補助練習
水なしでできる陸上トレーニングも上達を後押しします。足首の柔軟性を高めるストレッチや、腹筋・背筋を鍛えるドローイング運動は、水中でのフォーム安定に直結します。また、就寝前に「今日はどんな練習をしたか」を振り返る習慣をつけることで、次回の練習への意識が高まります。お風呂での水慣れ練習も継続しましょう。