「もっと頑張りなさい」「なんでできないの?」——せっかくの習い事なのに、親の言葉が子供のやる気を奪っていることがあります。今回は、親がしがちなNG行動と、子供が習い事を楽しく続けるための正しいサポートの方法をお伝えします。
親がやりがちなNG行動5選
子供の成長を願うあまり、知らずしらずのうちにプレッシャーをかけてしまっている親御さんは少なくありません。以下の5つのNG行動に心当たりはないか、チェックしてみましょう。
- ①他の子と比べる(「○○ちゃんはもうできてるのに」)
- ②結果だけを評価する(「なんで負けたの?」)
- ③毎回細かく口出しする(「もっとこうしなさい」)
- ④親の夢を押し付ける(「私が昔やりたかったから」)
- ⑤急かしてやる気を奪う(「早く練習しなさい」)
特に多いのが「他の子と比べる」行動です。子供は比べられるたびに自信を失い、習い事そのものが嫌いになってしまうことがあります。成長の速さは子供によって異なるため、昨日の自分と比べることを意識しましょう。
子供のやる気を引き出す正しい関わり方
正しいサポートとは、子供の自主性を尊重しながら後ろからそっと背中を押すことです。具体的には、練習の結果よりも取り組む姿勢を褒め、「今日楽しかった?」「どんなことをやったの?」と興味を持って話を聞くことが大切です。
また、習い事の目標設定も子供自身にさせることが重要です。「今月はこの技術を覚える」という目標を子供が自分で決めると、達成感が生まれ自信に繋がります。親はその目標を一緒に喜んで応援する役割に徹しましょう。
習い事の送迎・準備でできるサポート
日常的なサポートとして、送迎や道具の準備があります。ただし、準備を全部親がやってしまうのはNGです。ランドセルの準備を子供自身にやらせるのと同様、習い事の道具の準備も子供が自分でできるよう少しずつ任せていきましょう。
送迎中の過ごし方のポイント
送迎の車の中は、子供との大切なコミュニケーション時間です。「今日どうだった?」と聞く際は、評価するのではなく純粋に楽しかったことを引き出すよう心がけましょう。また、帰り道は疲れている子供も多いため、静かに音楽を聴いたりゆったり過ごすのも良いでしょう。
先生との上手なコミュニケーション方法
習い事の先生は子供の成長を一番近くで見ているパートナーです。気になることがあれば率直に相談しましょう。ただし、他の生徒と比べるような発言や、先生の指導方法を批判するような言い方は避け、「家ではこんな様子なのですが、何か気をつけることはありますか?」というような形で相談するのがおすすめです。
子供が「辞めたい」と言った時の対応
「辞めたい」と言われた時は、まず「なんで?」と責めるのではなく、「どんなことが嫌なの?」と気持ちを受け止めることが大切です。理由によっては一時休会や曜日変更で解決することもあります。子供の本音をしっかり聞いた上で、一緒に解決策を探しましょう。